自然の癒しを活かす。 自然の癒しを活かす。

「チムグスイ」主宰鈴木七重(すずき ななえ)さん

フィトセラピー協会認定フィトセラピスト(植物療法士)
和ハーブ協会認定和ハーブインストラクター

沖縄の言葉「チムグスイ」は“魂のくすり”という意味。
ハーブ、アロマ、薬草など植物の恵みを取り入れることで
心身が癒され、自然と寄り添う
すこやかな生き方を提案していく。
仲間との家づくり、植物療法、染色、アートワークなど
鈴木さん自身のナチュラルライフから、
私たちの暮らしにも活かしたい「処方箋」を学びました。

● プロフィール

グラフィックデザインやアートワークを手掛るクリエイターとして活躍。ハーブや精油を用いた植物療法に出会い、衣食住を含めた暮らし全体を自然に沿った物に変えていくうちに心身の調和がとれ、健やかに。その体験から本格的にフィトセラピー(植物療法)を学ぶ。2012年和ハーブのインストラクター資格を取得。

旅先で出会ったシンプルな生き方 旅先で出会ったシンプルな生き方

img

 庭の植物の大半は、収穫してワークショップに使うハーブや薬草のチンキ剤、草木染めの染料になります。陽当たりの良い濡れ縁で、お子さんと梅を干したり、ハーブティーを楽しんだり。そんな鈴木さんの笑顔はとてもおおらかで、明るい。
「口にするもの、身につけるものなど、身のまわりからできるだけ化学物質を取り除いて、自然の植物を取り入れるようになると、身体も自然にその治癒力を発揮するようになってくれるんです」。
 もともと学生の頃から輸入雑貨やナチュラルな素材・デザインのものが大好きで、タイやモロッコなど海外に旅をするようになってからは、バックパックひとつで簡素なゲストハウスに滞在していたとか。

img

「観光地でもない何もない土地で、何をするわけでもなく、自炊をして過ごしたり。その中で、現地の人々の衣食住がその土地の自然といかに一体化しているかを実感しました。シンプルな生活の中に、心が満たされる豊かさがあふれている暮らし方に、大きく影響されました」。
 余分なモノ・コトが削ぎ落とされて生まれる、スッキリとした心地よさ。その感覚がベースとなって、現在の彼女のライフスタイルにつながっています。

自分の内なる“魂の声”に耳を澄ませて 自分の内なる“魂の声”に耳を澄ませて

img01

 自分の内側に自然に湧き上がる“魂の声”に耳を傾け、それに沿って生きることで、心身のバランスもより調和していく。心がすこやかに輝けば、自然治癒力も高まるというのが、鈴木さんの考え方。現在は、アートワークをはじめ、精油やハーブティー、草木染めなどオリジナル製品のプロデュース、植物を日々の暮らしに役立てるためのワークショップやセミナー等も開催しています。
「植物療法は、成分の効能だけでなく、魂を輝かせる処方箋のようなもの。精油の調合や草木染めなど、表面的なケアだけではなく、ひとの心の深いところまで豊かに満たし、輝かせる手助けになれたらと思っています」。

img01

 物質的な満足感ばかりを追い求める生き方ではなく、自分の内側を見つめ、心身を健やかに癒す植物の力を用いて「生き方そのものを整える」暮らしへ。鈴木さんがまさに身体で感じ、経験してきた知恵が、自然体のライフスタイルとなって人々の共感を寄せています。

img01

ひまりの取材後記

静岡県浜松市の市街地からほど近い住宅地。細い路地の奥に広がる畑や庭に、おばあちゃんの家を訪れたような懐かしさを感じました。庭では、ご主人のお母さまが育てていたという大切な柿やびわの木など、多くの樹木が風に揺られてざわざわと音をたてています。
 自ら手を動かして仕上げられたご自宅。壁に残る鏝 (こて) の跡や、自己流で作りつけられた棚からは、懐かしいあたたかみを感じます。自分たちでタイル貼りしたキッチンでは、草木染の作業なども行っているそう。「同じ木や葉っぱでも、時期によって染まり具合や色合いが微妙に変化するのが面白い」と鈴木さん。表面をきれいにととのえるのではなく、自然の力を借りながら、個性を素朴に色づけ、ゆっくりと調和していくしなやかさがそこにはありました。

img1

SHOP INFORMATION

チムグスイ

静岡県浜松市中区曳馬

植物を日々の暮らしに役立てるワークショップや自宅教室も随時開催。
詳しい情報はホームページにてご確認ください。

詳しくはこちら

チムグスイ

ページTOPへ