幸せをつなぐ野菜のブーケ。 幸せをつなぐ野菜のブーケ。

小山 美千代(こやまみちよ)さん
ベジブーケデザイナー /
美千代デザイン株式会社代表

子どもの頃からずっと親しんできた
フラワーアレンジメント。
農家に生まれ育ち、里山で遊んだ
感性が選んだ素材は…
カラフルなパプリカ、白いナス、赤い唐辛子、
赤や黄色のミニトマト等々。
ヘルシー志向のギフトやブライダルの
装飾としても人気の【ベジブーケ®】、
花とは違ったその魅力を
小山美千代さんにお聞きしました。

● プロフィール

自然に囲まれた草深(そうふけ)の農家に生まれる。栄養士免許取得後、インテリア業界、花業界で活動。結婚後は都内でフラワーショップを経営。1996年、出産を機に実家の伊藤苗木に就農。2006年より自家栽培の野菜でブーケの制作を始め、2011年ベジブーケ®を商標登録。2013年、美千代デザイン株式会社設立。

元気な女性たちの手で、元気な野菜が育つ環境。 元気な女性たちの手で、元気な野菜が育つ環境。

 千葉ニュータウンのある印西市。中心部から少し車を走らせたところに、名前のごとく豊かな緑がひろがる草深地区があります。『伊藤苗木~長吉の畑~』という看板のある農家が、【ベジブーケ®】のふるさと。ビニールハウス30棟が建ち並び、太陽の下では元気いっぱいに季節の野菜が育っています。
「結婚、出産を機に会社員だった夫と実家に移り住み、両親の農業を手伝うことに。当初はまだ直販所も少なく、通販も手がけていなかったので、作った野菜を販売しに知人を頼って子連れで出かけたりしていましたね」と小山さん。
現在は、近隣に住む主婦ら20数名が代わる代わる農作業に従事しています。収穫・出荷作業も笑い声が絶えず、とっても楽しそう。
「女性が多いんです、うちは。猫まで(笑)。手を動かしながらおしゃべりする中で、次はどんな野菜を作ろう?変わった野菜、めずらしい野菜も作ってみたい!とチャレンジ精神も旺盛。女性は“育てる”ことが好きなんですね」。

 そんな風に目を細めて語る小山さんをはじめ、元気いっぱいの女性たちの手で、個性あふれる野菜や果実が育てられています。
【ベジブーケ®】が広告に頼らず、口コミだけで広まり多くのメディアに注目されるようになったのも、そうした仲間たちとのご縁から広がっていったのでしょう。

野菜の美しさに着目、「食べられるブーケ」が誕生。 野菜の美しさに着目、「食べられるブーケ」が誕生。

物心つく頃には、お母さまと一緒にフラワーアレンジメントを手習いし、フラワーショップを経営するなど、とにかく「花で作品を創る」ことが好きだったという小山さん。その視点が野菜へと向けられたきっかけは、ある寒い冬の朝のことでした。
「畑に出た時、朝露に濡れたロマネスコ(カリフラワーの一種)を見て、あまりの美しさに心が震え、ときめきを感じました。この美しさを見せたい!この感動を伝えたい!と思い、ブーケを作ったのが【ベジブーケ®】誕生のきっかけでした」。

お花は華やかでも、枯れるまでの命です。一方、新鮮な野菜や果実を使うブーケは、様々な色や形、香り、そして追熟していく変化までも愛で楽しみ、そのまま食べたり、料理に使うこともできます。
「まずはサプライズを与えること。また、花材にはない、ボリューム感や彩り、変わった色や形の野菜を見て、その愛らしさ、美しさを感じる楽しみ。

そして、“この野菜、なあに?” “どうやって食べるの?”と会話につながっていくところも魅力ですね」。  いただいたブーケを食べ、体の中に取り入れることで、贈られた人やその周りの人々まで幸せに健康になれる。【ベジブーケ®】は、人と人をつなぎ、自然の命をまるごといただく喜びを、心と体で感じさせてくれます。

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